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孤独の鎖関連のブログ。 主に燈月遊の生存確認用。
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ほんの少し
ほんの少しだけ

飛べると思った。

こんな私でも
この大空を羽ばたけるのかもしれない、なんて

一瞬でも、本気で思ったんだ。

嗚呼…この青に溶けてしまえたらいいのに。
フェンスを握り締めながら、私は一人つぶやいた。


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■注意■

 

骸ヒバ/全年齢対象/シリアス/狂愛/BL

 

----------------------------------------------------

 

 

 

 

 

 

 

 

17・まやかしでもいい、あなたのが欲しくて。

 

 

 

 

 

 


ひたすらに君だけを追い求めていた。

 

暗い暗い闇の中で、必死に一筋の光に手を伸ばすように。

 

…ただ、自分の居場所が欲しかったから。

 

 

 


「…むく、ろ…?」

 

「ええ、変わった名前でしょう?」

 

「…うん、名付け親の趣味を疑うね本当。」

 

「クフフ…初対面の人にそこまで言いますか?普通。」

 

「生憎と僕は普通じゃないんでね。

 

 …それにしても、どうして僕はこんな所に居るの?」

 

 

 

 

ニッコリと僕は微笑んで、君の瞳を覗き込んだ。

 

これから述べる僕の言葉は、僕の嘘であり君の真実。

 

作り上げられる偽りの記憶。

 

 

 


「…君は道端に倒れていたんですよ、暗い路地に傷だらけでね。」

 

「は…?僕が、倒れてた…?」

 

「はい、様子的に喧嘩でもしてたみたいですね…隣に数体屍が転がってました。

 

 そんな状態の君を可哀想に思った優しい僕が、拾ってあげたんです。」

 

「…嗚呼、僕が負けたワケじゃないのか。」

 

「…気にするところはソコですか。」

 

「………他に気にするポイントなんてあったかい?」

 

 

 


洗脳を施したとはいえ、やはり彼の根本的な性格は変わらないようだ。


(君らしくて何よりです。)


僕はホッと安堵のため息を漏らしながら、微笑みかける。

 

 

 


「折角優しい僕が君を拾ってあげたのに、お礼の一つも無しですか?」

 

「…別に。誰も頼んでなんか無いよ、そんな事。」

 

「クフフ…そうでしたか。

 

 嗚呼、そういえば未だ聞いていませんでしたね…君の名前は?」

 

「僕?僕は…雲雀恭弥だよ。」

 

 

 

 

さあ、初めましてから始めよう。

 

繰り広げられる僕らの未来は、悲劇か喜劇か愛憎劇か。

 

 

 

(嗚呼…そんな事はどうでもいいですね。)

 

 

 

だって、偽りの記憶の君はもう…僕だけのモノなんですから。


 

 

 

 

End*

 

---------------------

暇だったのでなんとなく自分で作ったお題消化。

愛される事を諦めて
分かり合う事すら
幻想にして

嗚呼
私は一体
何を信じたら
良いのだろう

なんて
信じる事すら
もう疲れた筈なのに

まやかし
あやかし
虚偽虚妄虚栄

偽りだらけの
この世界
信じられるものは
何処にも無い




********


ねたメモ―…♪
赤薔薇かメイドかGAME全てに転用可能……
…皆私の描くヒロインは重い過去持ちばっかりだからね+(きらーん)


と言うか昔の私の日記より抜粋(笑
昔の日記を読み返してると、恥ずかしいですよかなり…



++++++++++++++++++

振り下ろされる
拳を眺め

嗚呼
それは
愛故の憎悪?

グラスに注がれる
真紅を眺め

嗚呼
それは
愛故の狂気?


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HN:
燈月遊
年齢:
32
性別:
女性
誕生日:
1991/07/01
職業:
中学生
趣味:
夢小説執筆、落書き
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