連載予告

 

えー…すみません。

きっと近いうちにＢＬに手を出します、オリジ。

 

走り出した手が止まらなくて、気がついたらなんか描いてました（（何ソレ！？

そのため、果てしなく趣味は燈月の萌えポインツに偏っています（（笑

 

でも夢小説メインは変わらずに行く方向で。

ＢＬは気が向いた時にupする形態にしようかと…；

 

 

んで作品紹介↓

ＢＬの意味が分からない人、ＢＬが苦手、嫌いな人は見ないようにお願いいたします。

 

 

 

 

 

Bittersweet Memory

 

 

 

 

「えぇ！？お前副会長立候補すんの！？」

 

 

ある晴れた日。

穏やかな日差しに似つかわしくない大声が響いた。

「一々五月蝿い、内申の為にだ。

　でも、責任あるのは嫌だから副会長。」

 

 

親友…ってか幼馴染の氷野優輝は、至って淡々と答えを返す。

「俺、てっきりお前が会長やるものだと…

　ってか先生たちとかも絶対そう思ってんぜ？」

「…迷惑。

　僕、責任あるのって嫌いなんだよね。

　他人の尻拭いすんのも嫌だし。」

眼鏡を指でクイッと上げながら、呆れたような声を出す優輝。

優輝は、本当に不思議な奴だ。

親同士の付き合いで、赤ん坊の頃から一緒だったが未だに謎な部分が多すぎる。

顔立ちは男の俺から見ても綺麗な部類に入る。

特別ガリ勉というワケでは無いのに、いつも学年トップ。

 

 

…そんで、俺の好きなヤツ。

「…ま、確かにお前は昔からそういう奴だよな。

　よし、決めた。」

「？何をだ？」

「俺、生徒会長やる！」

「…熱でも出したか？」

 

 

氷よりも冷たい、氷点下の視線が突き刺さるが俺は負けない。

 

だって…だって。

…コイツのこの容姿、この成績、この性格でな…

モテないワケがねぇんだよ、コイツ！！

 

女共はファンクラブとやらの鉄の制裁があるからか、普段は表立っての行動はあまり無い。

が、しかしバレンタイン等のイベントになるとコイツの人気を認識せざるを得ないのだ。

直接渡される数だけでも百を越し。

帰りに下駄箱を開ければ、チョコレートが溢れ出てくる。

部活のバスケ部はマネージャー志望が後を絶たず。

追っかけのみならず、ストーカー被害にも遭った事があると言う。

そうなると、俺にはライバルが沢山居るわけで。

他の奴にとられてしまいんじゃないかって、少し心配になる。

…それに…やっぱり、好きな奴とは少しでも一緒に居たいじゃんか！

「熱なんかねぇよ！…いいじゃん、別に。」

「…他人の尻拭いをするのが好きとは、お前相当変わってるな。」

「…お前にだけは、変わってるって言われたくねぇよ。」

 

 

俺がそう反論すると、ふっと笑みをこぼして優輝は言った。

 

 

「まあ、頑張れば？

　…ちなみに立候補の受付、今日の５時までだけど。」

慌てて時計に視線を移すと、現在の時刻４時５６分。

「生徒会室まで走って２分弱。

　名前と学年、クラスを記入するだけだから急げば間に合うかもね。」

「さっさと言えよお前ーっ！！！」

「さあ？和樹が立候補したいって言ったのが、今さっきなんだし。」

 

 

憎まれ口を叩いて、手をヒラヒラを振る優輝にバカヤローと叫びつつ。

俺は全速力で、生徒会室まで駆けて行った。

 

 

＋

 

こんな感じです。

ちなみに主人公の名前は桜田和樹（出せなかった…＞＜）

個人的には優輝に萌えポインツを主につぎ込んでます（（爆