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孤独の鎖関連のブログ。 主に燈月遊の生存確認用。
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なんで、どうして。

皆一緒に幸せにはなれないんでしょうね。

んー…

何か…皆病んでる、なぁ…


ほんとーにキレイゴトだって分かってるけどさ。

全世界の皆とか言わないけどさ。

せめて、この、わたしの手の届く範囲。

目の届く範囲にいる人たち。

大切な人たちが、いつも笑っていられたならいいのにね。




あ、いえ。

無理してまで笑えなんて言いませんよ。

それは大人になったら必須事項になるだろうし

餓鬼の閉鎖社会の中でも必須事項だけど

せめて、わたしのたいせつなひとたちが

わたしのまえで、むりにわらわないでほしい。



そう考えるのはどうしようも無く餓鬼で浅はかだけど

やっぱりそう思うじゃないですかー…



別に地球の裏側で何万人もの人が五歳まで生きられないって聞いても

戦争で何万人が亡くなったって聞いても

哀しいね、って所詮人事のように泣くことしか出来ませんけど。

そこまでお人よしじゃないですから



だけどさ「そんな事より」っていうと語弊が生じるけどさ。

私は目の前で大切な人が苦しんでいるのを見るほうが嫌なのです。

目の前にいるのに

見えて、いるのに

分かって、いるのに

触れられる、のに

何も救えない

何も出来ない

何もいえない




ねぇ、大切な人たちの役に立てないのなら

この腕なんて不要なんだよ?




何のために、在るんだろうね私は。





うああ…

本当この能天気さをどうして分けてあげられないんだろう

どうしてこんなに私だけのんきに毎日過ごしてるんだろう

何も悩んでないわけじゃないけどさ

ホントたいした事じゃない事を真剣に考えて

バカみたいに笑いながら過ごしてるんだろう


どうして、なんで、

私は貴方たちの涙を止められ無いんだろう



何故こんなに馬鹿に生まれて来たんだろうね

同じ闇に堕ちれば分かり合えるとは思ってないけどさ

ただクラヤミに堕ちていく皆を見ているだけしか出来ないのは辛いよ




こんなに無力な腕ならば本当に要らないんだよ。

誰も抱き締められない腕ならば役立たずなんだよ。





人の悩みとか苦しみとか

たくさんたくさん、聞いてきたけど

そのたびに感じるのは、己の無力さばかりで

どうして、私はこんなに楽に生きてきちゃったんだろうね



ふつーに生まれて

ふつーに生きて

運任せで、ときどき楽しいこととかあって



翼も無いくせに、ふわふわと空を飛んで生きてきたみたい。

まるで幽霊のように、本当の住処は地獄のくせに。

他人が転んで躓いて挫折する姿を

上からただぼーっと眺めて

浮いているから、

疲れないし、転ばないし、上り坂も辛く無い。

幽霊だから、

触れないし、抱き締められないし、この腕を伸ばせない。

私の言葉はきっと届かないんだ。




どうしてどうしてどうして





こんなにも無力な腕だったならいっそ切り落としてしまえば良い







大切な人たちを抱き締めるための腕なんだよ

大切な人たちに届けるための声なんだよ







ほんとに、ねぇ







それが出来ないのなら

私なんて要らないんだよ







貴方たちに、触れられる勇気が欲しかった。


救いたいと願うけど、やっぱりそれは傲慢だから。


せめて、淀み無い声を届けられる力が欲しかった。



素直に、

言葉を伝えられる、   、が、欲しかった。
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HN:
燈月遊
年齢:
32
性別:
女性
誕生日:
1991/07/01
職業:
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夢小説執筆、落書き
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